ちょっと前に話になりますが。。。
うちにマルサが来ました! いやー、ビックリです。 ホント映画みたい。 関係ないもんだと思っていたので。 えっと、えっと… 僕が脱税してるとかじゃないですよ、念のため。 んと、正確に言うとうちにいらっしゃった方はマルサと呼ばれる方ではないそうで。 鎌倉税務署の国税局の方々だそうで。 マルサってのは、明らかに脱税してる容疑があって、国家権力をもって差し押さえとか強制捜査とかする方々だそうで。 うちにいらっしゃった方々は、ちょっと調べさせてね!ってくらいの柔らかい(?)方々(笑) とはいえ、国税局の査察が入るって言われればビビるもんで。 (悪い事してなくても!) 東京の事務所と別に、うち個人にも税理士さんに付いてもらっていて、うちの税理士さん宛に連絡がありまして… 税理士さん曰く 「税理士事務所通して、二週間くらい前に査察に行くって連絡が入るって事は、ホントに調査したいだけだろうから、安心していいですよ」 との事。 まあ、そうですよね。 二週間前に連絡が来るって、色々準備出来ますからね。 んで、うち担当の税理士さんと税理士事務所の社長さんと二名に立ち会って頂きながらの査察スタート。 どうやら、僕の仕事が(?)みたいで。。。 演出家って何してるの? どうやって、誰からお金もらうの? 雑誌の取材とかインタビュー記事とか個人収入は現金でもらってるの? みたいな事を色々と聞かれまして。 過去の公演パンフレットとか、DVDとか台本とか。。。 僕の名前がクレジットされている作品を色々お見せして。。。 数万円単位の小さな仕事でも、全部東京の事務所通してますよって説明して。。。 ほーら、ちゃんと健全に仕事してるでしょ!って(笑) んで、過去3年分の領収書と確定申告所を用意して。。。 これは何だとか、あれは何だとか説明をして。。。 飲み代と衣装代が多すぎるなんて言われ… だってこんな商売ですもんなんて説明をし… うちの全部の部屋を案内して、タンスの中までチェックされ。 カバンの中身も全部見られて。。。 パソコンの中のデータまでチェックされ。。。 駐車場にいって、車の中までチェックされ。。。 ヘトヘトになりながら査察終了! 領収書達を押収(?)され。。。 また連絡するから待ってろよ。 ウッヘッヘッヘ。。。 と捨て台詞を残してお帰りになりました。 (イメージです。ホントはもっと優しい口調ですよ) 正直に申告しているとはいえ、なかなか心配なもんで… 約一週間後。。。 チッ!今回は見逃してやるぜ! (イメージです。ホントはもっと優しい口調ですよ) という連絡をいただき、無事無罪放免! っちゅうか、ホントにまじめに申告して、税金納めてますから。 後日、税理士さんと話をしたのですが… 3年前の申告と最近の申告の内容が大きく違うと。。。 3年前の飲み代が、最近は数百万単位で少なくなってると。 (逆に増えてる物もあって) だってねえ、都内にいた頃は飲み歩いてましたけど、葉山では飲むとこも一緒に飲む相手も少ないし…都会と田舎の生活は必要なものが全然違う訳で。。。 まあ、この三年の間に、マイホーム買って、車二台買ってってやってましたからね。 でもねえ、結婚したから家買ったり車買ったりした訳で。。。 そんなん突っ込まれてもねえ。 とはいえ、マルサのお墨付きも頂いたので (1円たりとも追徴課税ナシ!) 大手を振って歩けるってもんで。 教訓! 悪い事は出来ませんね! まじめに税金払っていてもドキドキでしたからね。 だってねえ、刑事ドラマの取調室のようにネホリハホリ聞かれるんですよ。 その聞き方が、演劇のプロット解釈的な質問の仕方で。 (注!プロット解釈とは、○○がどうしたから△になった的な劇作の手法 これに対するのがストーリー解釈法!○○が△になって行く様を描く劇作法ね! ハイっ、皆さん勉強になりましたね!) とまあ、今回の経験が何かの舞台の参考にはなるかなと。 転んでもタダでは起きないぞと自分に誓いました! んっ? 転んではないですが… モノの例えとしてです…
by haruchin_shippo
| 2009-11-26 23:21
| 海辺の生活
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