はるちんとしっぽたちのとんでも日誌


海辺でのんびり生活、たまにお仕事。演出家 山本晴華としっぽファミリーのだらだら日誌。
by haruchin_shippo
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【ご報告】樹蘭(←黒猫)について

一昨日、四十九日が過ぎ…無事に天国へ旅立っていったことでしょう。

とまあ、突然のご報告となりますが。
6月13日22時52分 眠るように逝きました。
山本 樹蘭(ヤマモト ジュラン)
18歳と1ヶ月でした。

樹蘭(←黒猫)は、極度の人見知りでして。
皆様にご報告すると、いろんな方がお花を持ってきてくださったり
お別れを言いに来てくださったりと色々気を使っていただくと思うんですよ。
お客様がいらっしゃると、生前のように押入れの奥とかベッドの下とか
誰にも見つからないところに隠れちゃうと思うんです。

諸説あると思うのですが…
死んでから49日後に天国へ旅立つそうで…
それまでは、今生とあの世を行ったり来たりしているそうで。
じゃあ、あの世へ旅立つまでは、ゆゆゆ姉様(←嫁)と爽碧(←しっぽコギ)と
四人で水入らず…
というのが、樹蘭(←黒猫)が一番落ち着くのかなと思い
勝手ながらご報告を控えさせて頂いておりました。

樹蘭(←黒猫)のことを、昔からご存知の方には
「早く教えてくれればよかったのに!」
という方もいらっしゃるかと思いますが…
家族、水入らずが大好きだった子なので…
スミマセン。。。


樹蘭(←黒猫)とは、僕が27歳の時に出会いました。

下積み風呂なし生活から脱却し(笑)
ちょっと生活に余裕が出てきた頃で…
ペットでも飼いたいな。と思っていた頃。
犬は大変そうだから、猫がいいかな。
猫だったら、やっぱり黒猫だよね~
とか想像していた頃。

偶然、知人の実家(茨城県)で、子猫が6匹生まれたのでもらってくれないか?
と相談されました。
6匹の中で、黒猫が一匹いたそうで…
「黒猫だったら、引き取ってもいいよ!」
というと…

すでに、もらってくれる約束をしている方が5名いらっしゃったそうで…
うちが最後に決まったので、選ぶ権利も6番目…
まあ、悪く言うと「余った子」になるとのことで。

じゃあ、黒猫じゃなかったらこの話はなかった事で…
ということで、順番を待ちました。

数日後、連絡をいただくと…
奇跡的に(?)黒猫が残ってくれたそうで…
無事に、山本家の子となることになったのです。
運命を感じますねえ。

うちに来てからは、やんちゃで暴れん坊で(笑)

その後…
僕が劇団を作ることになり…
劇団のロゴマークになったり、劇団の発行する新聞や当日パンプレットの
表紙を飾ったりと、様々な場所で皆さんの前に顔を出すことになります。
劇団のプロモーションビデオにも出演してたなぁ。

それから、樹蘭(←黒猫)と二人五脚で生活を送り(笑)
2004年から2008年に爽碧(←しっぽコギ)を迎えるまでの間の、
僕と樹蘭の生活をブログに上げてあります。

http://haruchin-juran.dreamlog.jp
おヒマな時に見てやってください。


18年だもんなあ。
ホントに色々ありました。

二人暮らしの時は、色々愚痴を聞いてもらいました。
男同士の約束を守って、
誰にも言わずにあの世へ持って行ってくれました(笑)

ウチで二人で映画見てて、僕が涙を流すと。
ソファに登ってきて、ほっぺに流れる涙をペロペロと舐めてくれました。
目覚ましを止めて二度寝して、遅刻しそうになると枕元でニャンニャン鳴いて起こしてくれました。
お腹すいたら「ゴハン~ゴハン~」って鳴くし(笑)
ホントに変わった子でしたねえ。

ゆゆゆ姉様(←嫁)と結婚して。
葉山に越してきて。
新しい家に慣れずに…しばらく押入れの中でドラえもんの様に寝てました(笑)
一週間ほど経って、やっと慣れたと思えば…
僕とゆゆゆ姉様(←嫁)が、NY~カンクンへと新婚旅行に行っちゃって。。。
ペットシッターさんに面倒を見てもらって。
二週間ほどで戻ってくると、すごく怒っていて…
それからしばらく口も聞いてくれず(笑)
かと思えば、寝る時は片時も離れず、ベッタリくっついてきて(笑)
本当に寂しかったんでしょうね。
ゴメンね。

それから、爽碧(←しっぽコギ)が来て。
ワンワンうるさくて、迷惑そうだったなあ。。。

猫らしく、日当たりの良い場所が大好きで
真夏でも海の見えるベランダで日向ぼっこをしてました。

カミナリも大好きで、雷がなると窓から外をじっと眺めていました。

そんなこんなで、四人仲良く葉山暮らしを送っていました。

そして…
昨年の9月。
急に容態が悪くなり、病院へ。
腎臓の病気でした。
人間と違って、人工透析が出来ないので、点滴をするしかありません。
結構悪い状態とのことで、先生に
「そんなに長くないかもです。一応、覚悟しておいてください」
と言われながら、毎日点滴をしに病院へ通う日々。

点滴が合っていたのか、10日程でみるみる元気を取り戻し
先生も
「驚異的な回復力」
と驚いてらっしゃいました。

それから…
通院が減る様に、自宅で点滴を行う様になり。。。
僕もすっかり注射上手となりました(笑)

腎臓病は治療で治ることはないそうで…
サプリと点滴の日々が半年以上続き…
6月の初めに、また容態が悪くなり…
食事も全くとらなくなり病院へ。

腎臓の癌でした。

ゆゆゆ姉様(←嫁)と先生と話し合って延命治療は行いませんでした。
苦しんでボロボロになって病院で過ごすより…
毛並みもキレイなまま、自宅でゆっくりと水入らずで過ごしてもらおうと。

それから一週間、事務所のスタッフの協力のもと
会社を休んで樹蘭(←黒猫)のそばで過ごしました。

そして…
最期の日。
自宅のリビングで家族水入らず
TVを見ながら呑んでいる時。

何度か咳を繰り返し。。。
そのあと静かに眠る様に逝きました。

半年以上病気と闘い。
食事も水も飲まなくなって一週間以上。
よく頑張ってくれました。

多分、僕らが「樹蘭の死」というものを覚悟する時間を作ってくれたんだと思います。
最期の三日間くらいは、何度か発作が起き「もうダメか!」
と思うと…大丈夫だったり、の繰り返し。
おかげで、ホントに最期の時は、夫婦共々大きく取り乱すこともなく送ってあげることが出来ました。

両親、兄弟共に健在な僕に「死」というものを半年以上時間をかけて教えてくれたんだと思います。


樹蘭との18年間。
本当に色々あったけど、樹蘭がいてくれたおかげで本当に救われたことも多々ありました。
うちの子になってくれてありがとう!
樹蘭の父ちゃんになれて、ホントにホントにホントに幸せでした。

長生きしたね!
ゆっくり休んでください。
ホントは成人式をあげてやりたかったけど(笑)


あっ、お盆は帰ってきてくれるよね?
二週間後だけど(笑)
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by haruchin_shippo | 2015-08-02 17:07 | しっぽたち
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